ブラックバスが感知している水流や音はどの程度か?

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ブラックバス

 

バス釣りなどのルアーフィッシングでは、ルアーセレクトの検討時にサイズやカラーセレクト以外に、「振動の強さ」「水押しの強さ」「音の強弱(プラグのラトル音など)」といったアピール力を検討することが一般的となっていますが、魚はどの程度、水中の振動や音を感知出来ているのでしょうか。

 

 

魚類だけが持つ超感覚器

魚類の側面には、「側線」と言われる管があり、そこから水が出入りすることで水の振動、水流、水圧などを感知することができます。

これにより、障害物の間をスイスイ泳いだり、水面でバタつく昆虫などの振動があれば、側線を通じて感知することができると言うことです。

側線は人間でいうところの、聴覚と触覚の中間的な感覚と言えます。

 

視覚が退化した深海魚などは、この側線のみを頼りに捕食したり動き回れるほどの優れた器官であり、

研究によって「側線を塞いだ魚は、視界を塞いでいないにも関わらず非常に動作が鈍くなる」という結果も出ています。

 

ブラックバスの側線

ブラックバスの側線

 

側線は魚体の横側の中央に、頭から尾びれにかけて一列にならんでいます。

 

 

ブラックバスの耳

ブラックバスを含む魚の聴覚は、側線の他にも頭骨にある「内耳」という器官が担っています。

そして魚が内耳で聞くことができる周波数は数十~2,000ヘルツで、人間の20ヘルツ~20,000ヘルツと比較すると低音しか聞こえていない様です。

なお、側線が感知できる周波数は内耳よりもさらに低周波数域と言われています。

釣り人が水面で聞こえているバズベイトの金属音の様な高周波数音域は、人が聞いている感覚とバスが聞こえている感覚はかなりギャップがあるかもしれません。(バスベイトが発する水流アピールは別の話です)

 

 

解明できていない魚類の超感覚

地震と魚類の異常行動などは、昔から報告されており、魚にはまだまだ解明されていない超感覚が備わっていると理解されています。

これからの研究が期待されます。

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